tabiji days ― こどもと歩く旅路

子連れ遊びを中心に、日常を過ごす「たびじ々(たびじじ)」の日々を記録するブログです。

中学受験撤退から高校受験へ|Anki導入でOCRと年齢制限に敗北した話(第1話)

iPadでの学習自動化を試みるが、縦書きOCRの文字化けとGoogle AIの年齢制限(13歳未満利用不可)に阻まれ、スキャナーと書類の山の中で困り果てる父親。「iPad学習 自動化の落とし穴」のテロップ付き。

今回の要点(サクッと)

中学受験を撤退し、高校受験へと気持ちを切り替えた息子の「漢字テストをランダムに出してほしい」という要望を、iPadとAIで自動化しようと試行錯誤しました。

縦書きOCRの壁やGoogle AIの年齢制限に阻まれましたが、最終的に最強アプリ「Anki」の導入を決めました。

親ができるのは、中身を教えることではなく「環境を整えること」だと信じて動いた2日間の記録です。

 

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要点:iPadで漢字暗記を効率化

  • 高校受験を見据えた学習環境の整え方(撤退後の再出発)
  • iPadとスキャナーを活用した暗記自動化の失敗談
  • 13歳未満のGoogleアカウントとNotebookLMの制限
  • 高価なアプリ「Anki」をあえて選んだ理由

背景:撤退後もiPad学習継続

ここだけ先読み
・中学受験撤退後も高校受験に向けて勉強は継続中
・息子の悩みは「漢字テストをランダムに出題してほしい」こと
・親の役割は「勉強のやり方」と「効率的な環境」を整えること

中学受験という荒波から撤退した息子ですが、今は高校受験を見据えて塾に通いながら勉強を続けています。 撤退した時の経緯は こちらの中学受験撤退記 に詳しくまとめています。

そんな息子には、ちょっとしたこだわりがあります。漢字テストの勉強をしている時に、「テキストの1〜20問をランダムに出題してほしい」と常々言ってくるのです。

その都度、わたしが手書きで書き写したりしていましたが、毎日のこととなると正直かなりのストレスでした。そこで、購入したばかりのスキャナー「ScanSnap iX2500」を使い、学習の効率化を目指すことにしました。

わたし自身、資格試験の勉強ではiPadを活用して合格した成功体験があります。

▼私が道具に投資して「合格」を勝ち取った記録はこちら

※スキャナーやiPadが単なる浪費ではなく、将来への「資産」になる具体的な使い道をまとめています。

子供にとっても、いかに効率よく勉強できる環境を作るかが重要だと信じ、まずは環境構築に全力を出すことにしました。そのような流れで父の挑戦が始まりました。

作戦:AI×スキャナーで漢字自動化

ここだけ先読み
・iPadとApple Pencilをフル活用する前提の作戦
・スキャンしたデータをAIで処理して単語帳を作る計画
・プログラミング知識ゼロでも「AIならいける」と確信

やりたいことはシンプルでした。「漢字テキストの問題と解答を一括で取り込んで、ランダムに表示させてテストしたい」というものです。手元にはScanSnapやiPad、そしてChatGPTという最強の武器が揃っていました。

プログラミング知識はゼロですが、「AIに任せればなんとかなるやろ」と楽観視していました。OCRでデータ化し、スプレッドシートに貼り付け、「なんかすごいプログラム(GAS)」をAIに書いてもらう完璧なシナリオです。

これさえ完成すれば、親の手間はゼロになり、息子もハッピーになれるはず。そう信じて疑わなかった当時のわたしを、今のわたしが止めてあげたい気分です。夢と理想だけは高いおじさんの、無謀な挑戦が幕を開けました。

壁①:縦書きOCRは崩れて使えない

ここだけ先読み
・漢字テキスト特有の「縦書き」がデータ化を阻む
・レイアウトが不安定で文字化けと配置ズレが多発
・ChatGPTと喧嘩しそうになりながら2日間が経過

意気揚々と作業を開始しましたが、現実は甘くありませんでした。今回の漢字テキスト、よく見たら「縦書き」だったんです。しかもページによって出題形式が違うため、レイアウトがバラバラでした。

スキャナーで読み取っても、スプレッドシート上では文字化けや配置ズレでぐちゃぐちゃに。「この漢字、なんて読むん?」というレベルの怪文書が出来上がり、学習には到底使えませんでした。ソフトを変えても解決しません。

気づけば丸2日が経過し、腰も痛くなってきました。GPTに対しても「いや、そこをなんとかしてや」と無茶振りを続け、険悪な空気(?)になる始末。縦書きテキストのデータ化という、予想以上の高い壁にぶち当たりました。

壁②:NotebookLMは13歳未満不可

ここだけ先読み
・GoogleのAIサービス「NotebookLM」に望みを託す
・PDFを読み込ませるだけで自動出題できるはずだった
・利用規約により「13歳未満」のアカウントは使用不可

文字抽出がダメならと、話題のGoogle AI「NotebookLM」に切り替えました。PDFを放り込めば内容を理解して問題をランダムに出してくれるはず。これこそが理想の学習ツールだと確信し、息子の設定画面を開きました。

しかし、そこで表示されたのは「このサービスは13歳未満のアカウントでは利用できません」という無慈悲なメッセージ。Googleの利用規約という、個人の努力ではどうにもならない巨大な壁が立ちはだかりました。

あまりのショックに、iPadをそっと閉じるしかありませんでした。技術があっても規約で使えないという、教育×テクノロジーの難しさを痛感した瞬間です。最新のAIを活用する道も、ここで完全に断たれてしまいました。

結論:漢字暗記はAnkiに任せる

ここだけ先読み
・自動化は諦め、問題を「画像として切り取る」方針へ
・忘却曲線に基づいたアルゴリズムを持つ「Anki」を導入
・長期的な記憶定着という「一生モノの武器」を授けたい

全ての自動化計画が瓦解し、最終的に「問題を画像として切り取って登録する」という地道な方法に辿り着きました。それならGoodNotesでも可能ですが、わたしはあえて「Anki(アンキ)」というアプリを選びました。

Ankiは「忘れそうなタイミング」で自動的に復習させてくれる、暗記特化型のアプリです。子供が若いうちからこの知識定着の習慣を身につけられたら、それは受験だけでなく将来にわたって最強の武器になると思ったからです。

操作は少し難しいかもしれませんが、そのアルゴリズムの恩恵は圧倒的です。これからの学習が、単なるテストのためだけではなく、長期的な記憶として定着することに期待を込めました。使いこなせるか不安ですが、まずは一歩踏み出すことにした次第です。

結果:4,000円でも息子が喜んだ

ここだけ先読み
・iOS版Ankiは4,000円。勇気のいる先行投資
・「ファミリー共有」の活用で実質的なコストを抑える
・息子の「ありがとう」の一言で2日間の苦労が霧散

AnkiのiOS版アプリは、2026年時点で4,000円もします。Android版が無料なことを考えると躊躇しましたが、勢いでポチりました。「とにかくやってみること」が大事だと、自分に言い聞かせながらの決断です。

幸い「ファミリー共有」が使えたため、子供のiPadでも追加料金なしで導入できました。早速、準備した画面を息子に見せて「これでランダムに勉強できるよ」とプレゼンしたところ、予想以上に喜んでくれました。

「え、そこまでしてくれたん! ありがとう!」という感謝の言葉。その一言だけで、腰を痛めながら試行錯誤した2日間が報われました。親子で得意なところを活かし合い、これからもiPad学習の道を模索し続けようと思います。4000円のアプリ代も、この笑顔が見られたなら安い買い物でした。

つづく

Q&Aまとめ

Q. AnkiのiOS版は本当に4,000円するのですか?

A. はい、2026年時点のApp Store価格で約4,000円でした。高価ですが買い切り型のアプリであり、ファミリー共有も可能なので、家族で使うなら価値はあると体感しています。

Q. NotebookLMが13歳未満で使えなかったのはなぜ?

A. Googleの利用規約による制限です。たとえ保護者が管理しているファミリーリンク配下のアカウントであっても、特定のAIサービスは年齢制限により利用できない仕様になっていました。

※料金や所要時間は訪問時点・わが家の体験に基づく目安です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

📣 旅路々(tabiji days)への応援について(※広告リンクを含みます)

最後まで読んでいただきありがとうございます。
「まあちょっとだけ応援してやるか」という奇特な方は、普段のお買い物を下のボタンから始めていただけると助かります。

※ここから入って何を買ってもらっても、私の応援になります(小声)

English quick summary (for overseas readers)

English title: Challenging iPad Learning for Junior High School Entrance Exam Retirees

After withdrawing from the entrance exam, I tried to automate my son's kanji studies.
The goal was to create random quizzes using a scanner and AI.
However, I faced many technical difficulties during this process.

First, the vertical writing in the textbook made OCR data conversion very difficult.
Second, Google's "NotebookLM" could not be used due to a 13-year-old age limit.
These obstacles forced me to rethink my entire strategy.

Eventually, I decided to purchase the expensive flashcard app "Anki" for $25 (4,000 yen).
I chose it for its long-term memory retention algorithm.
I believe this tool will be a powerful weapon for my son's future studies.

My son was very happy with the new learning environment I prepared.
The hard work over two days was rewarded by his "Thank you."
I will continue to support his learning through technology and family teamwork.


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