tabiji days ― こどもと歩く旅路

子連れ遊びを中心に、日常を過ごす「たびじ々(たびじじ)」の日々を記録するブログです。

Ankiのデータ化はAIに丸投げ!中学受験撤退から高校受験への漢字戦略(第2話)

アイキャッチ画像:「アプリは投資!コード不要で最強の学習環境を作る」(中学受験撤退組のiPad学習記 #2)。AIロボットの助けを借りて、iPadのAnkiアプリで息子の学習環境を整えた父親が自信満々にポーズをとっているイラスト。

 

今回の要点(サクッと)

前回、中学受験撤退から高校受験へと気持ちを切り替え、最強アプリ「Anki」にたどり着いた話をしました。しかし、導入したAnkiを運用するには「データ」が必要です。

今回は、親の時間を守るためにAI(Gemini)と格闘した記録と、アプリ代4,000円をどう捉えるかという「大人の金銭感覚」について書きます。

中学受験撤退組のiPad学習記 第2話

✅ この記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます
紹介した商品・サービスをリンク経由で購入/申込いただくと、運営の励みになります。

要点:Anki×Geminiで親時短

  • スクショ地獄:手作業で問題集を作ると80時間かかる現実
  • AI活用:Geminiを「抽出エンジン」にしてデータ化する方法
  • 金銭感覚:アプリ代4,000円は高いか安いか(投資の視点)
  • 親の役割:高校受験に向けて中身より「環境」を作ることの重要性

親の時短:Ankiはデータが命

ここだけ先読み
・手作業のスクショは160ページで約80時間かかる苦行
・AI(Gemini)に「抽出エンジン」になってもらい数分で解決
・アプリ代4,000円は飲み代と比較すれば「実質タダ」の投資

「iPadでスマートに学習」なんて夢見ていましたが、現実は泥臭い作業の連続でした。

Ankiという最強の箱を手に入れたものの、中身(問題データ)がなければただの空箱です。今回は、その中身を詰めるために私が味わった絶望と、そこからの脱出劇をお話しします。

あらかじめ先にお伝えしておきます。

本来は苦手な問題をAnkiに入れて知識の定着を目指すアプリがAnkiになります。

将来的にはそれを目指しますが、まずは自己流で使い倒すことにしました。

【絶望】スクショ地獄:80時間

ここだけ先読み
・「物理」で解決しようとして1問ずつスクショを開始
・1時間作業して進んだのはたったの2ページ
・残り158ページ=約80時間の残業が確定し、心が折れる

Ankiの使い方を理解できなかった私は、一旦理屈を捨てて「物理」で解決しようとしました。

やり方は単純です。iPadで問題集を開き、問題を1つずつスクショして、Ankiのカードに貼り付ける。これなら確実です。

1ページあたりの作業量:

  • 問題が最低10問
  • 答え合わせ用に解答も必要
  • つまり、1ページで「20回のスクショと貼り付け」作業

最初の数ページは「お、いい感じや!これでランダム出題できる!」と手応えを感じていました。

しかし、1時間ほど黙々と作業して、ふと進捗を確認した時に世界が暗くなりました。

わたしの脳内:「……え、まだ2ページしか進んでない?」

問題集は全160ページあります。1時間で2ページということは、残り約80時間

平日の夜、仕事と家事の合間にちまちま作業して、終わる頃には季節が変わっています。なにより、私の精神が持ちません。

「これはあかん。親の寿命が先に尽きる」

ここでようやく、アナログな力技を諦める決心がつきました。

【解決】GeminiでPDF一括抽出

画像で入れるのは無理だ。やっぱりデータ化(テキスト化)が必要だ。

私は方針を転換し、スキャンしたPDFをGemini(GoogleのAI)に読み込ませ、規則正しいデータに変換してもらうことにしました。

コード不要:AIに要望を言語化

私はプログラマーではありません。PythonもGASも書けません。

でも、「こういうデータが欲しいんや!」とAIにしつこく相談することはできます。理解しようとして、GPTやGeminiに何度も何度も相談しました。

正直、返ってくるコードや専門用語はよく分かりません。でも、「そんなもの」と思って続けました。そこでやめてもいいけど、やっていくうちに分かってくるはず。

そう信じて作った指示(プロンプト)がこれです。

プロンプト例:Gemini抽出エンジン

AIに渡した指示書は、試行錯誤の末、こんな長文になりました。

(次回公開できるように作り込もうと思っています)

(プロンプト抜粋)
あなたは紙の問題集(PDF/画像)を、スプレッドシート/Anki向けのデータに変換する抽出エンジンです。
(中略)
【出力形式】
• 出力はMarkdownテーブル(表)のみ。
• 1問=1行。
• 列順は固定:| id | page | section | qno | question | answer | tags | notes |
(中略)
【セル内改行の禁止(最重要)】
• question/answer/tags/notes のセル内に改行を入れない。
• 抽出過程で改行が発生したら、必ず半角スペース1つに置換して「1行」に正規化する。

「あなたは抽出エンジンです」なんて、普段の生活では絶対言いません(笑)。

でも、この呪文を唱えてPDFを渡すと、Geminiは見事に問題をリスト化してくれました。完璧ではありませんが、手作業なら3日かかる作業が数分で終わります。

「わけわからんけど、前に進んだ」

この章の結論
・コードが書けなくても「やりたいこと」をAIに伝えればいい
・「あなたは抽出エンジンです」と役割を与えるとAIは働く
・手作業80時間が数分に短縮され、親の時間が守られた

親ができるのは、中身を教えることではなく、こうして泥臭く「環境」を作ってやることだと自分に言い聞かせました。

4,000円は投資:飲み代1回分

さて、もう一つの壁である「Ankiアプリの価格(約4,000円)」について。

スマホアプリに4,000円。正直、高いと感じますよね。私も最初は躊躇しました。でも、ふと思ったんです。

「飲みに行ったら、平気で1万円使ってないか?」

わたしの脳内:
・スナックで歌って、気持ちよく酔っ払って帰ったら5,000円。
・ちょっといい化粧品に1万円。
・自分へのご褒美という名目で買う嗜好品に3万円。

そういう出費には財布の紐が緩むのに、子供の学習に役立つかもしれない、しかも自分の資格勉強にも使える「一生モノのツール」への4,000円を渋るのか?

4,000円は投資:消費ではない

私自身、過去に「iPadとスキャナー」という安くない投資をして、宅建と社会福祉士に合格した経験があります。

あの時も「iPadなんて高い」と思いましたが、普段の無駄な出費を削ぎ落として道具に投資したおかげで、今の自分があります。

👇 当時の勉強法はこちら
iPad勉強法で宅建・社会福祉士に合格|働きながら道具で「言い訳」を封じる技術

そう考えたら、4,000円は決して高くない。むしろ、これで子供が「iPadで勉強する習慣」を身につけてくれるなら、実質タダみたいなものです。

この章の結論
・アプリ4,000円は飲み代1回分より安い
・「消費」ではなく、未来と習慣への「投資」と考える
・自分の資格勉強にも使えるなら元はすぐに取れる

高いのかな? 私にはもう、安く見えてきました。

成果:息子がiPad学習に前向き

ここだけ先読み
・データ化と取り込みに成功し息子にiPadを渡す
・「YouTubeを制限して」というまさかの申し出に感動
・4,000円と親の工夫で「前向きな姿勢」が買えた

データ化に成功し、Ankiへの取り込みも(AIに聞きながら)なんとか完了しました。

息子にiPadを渡します。
「今日の範囲、ランダムで出るようにしたで」

「あ、すごいなー」とリアクションは薄かったですが、その日をきっかけに「iPadで学習ができる」ということに気がついたようです。

しかも、こんなことを言い出しました。

息子:「勉強に集中したいから、明日はYouTube見れないように制限して欲しい」
わたし:「え、感動なんですけど」
(心の声:すごいぜ息子よ)

たかがYouTubeかもしれませんが、勉強に前向きに取り組もうとしてくれています。

親の80時間を数時間に短縮し、4,000円で未来への環境を買った。中学受験撤退組の父として、ひとつだけ「勝ち」を拾えた気がした夜でした。

次回は、私が詰まったポイントを全部解説する「手順編」です。

※料金や所要時間は訪問時点・わが家の体験に基づく目安です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

Q&Aまとめ

Q. データ化にかかる時間は?

A. Geminiを使えば、160ページ分の抽出自体は体感で数分〜数十分です。ただし、最初はプロンプトの調整に時間がかかるかもしれません。

Q. Ankiアプリは無料ですか?

A. iPhone/iPad版は約4,000円の買い切りアプリです。Android版とPC(Web/デスクトップ)版は無料ですが、iPad学習ならiOS版への投資をおすすめします。

Q. プログラミング知識は必要?

A. 不要です。私もコードは書けませんが、AIに日本語で「こういう表を作って」と相談することで解決しました。

📣 旅路々(tabiji days)への応援について(※広告リンクを含みます)

最後まで読んでいただきありがとうございます。
「まあちょっとだけ応援してやるか」という奇特な方は、普段のお買い物を下のボタンから始めていただけると助かります。

※ここから入って何を買ってもらっても、私の応援になります(小声)

English quick summary (for overseas readers)

English title: Automating iPad Study Data Creation with AI

I tried to create study data for the Anki app manually by taking screenshots.
However, I realized it would take about 80 hours for 160 pages.
I was in despair at the sheer volume of work.

I decided to use Gemini (Google's AI) as an "extraction engine" instead.
Even without programming skills, I could convert PDFs into data by giving the right prompts.
The process turned into a matter of minutes.

The Anki app costs about 4,000 yen, which might seem expensive.
But compared to one night of drinking, it is a cheap investment for my child's future.
It is also useful for my own certification studies.

My son started using the iPad for studying kanji immediately.
Although his reaction was subtle, I felt I had won a small victory.
Next time, I will explain the detailed procedure.


👤 このブログについて ✉️ お問い合わせ 🔒 プライバシーポリシー

当ブログは成果報酬型広告(アフィリエイト)を利用しています(もしもアフィリエイト等)。
詳細:プライバシーポリシー