
今回の要点(サクッと)
Claudeを使い始めてから、わたしなりに運用面は工夫してきました。
ログや案件メモの取り方、Obsidianでの仕事OS化など、使い方は少しずつ整えてきたつもりです。
ただ、「Claudeってそもそもどこで動いてるの?」という土台の部分だけ、ずっと手付かずでした。
ある日ふと気になって、Claudeに質問攻めをしたのが今回の記事です。
分かってみると、Claude CodeとCoworkは別人で、隠しフォルダの位置も使い方も違うと見えてきました。
この記事は、月額100ドルのMAXプランを使っているわたしが、仕組みを少しずつ理解していった記録です。
結論:まずCoworkと友達になる。そのあとでClaude Codeとの距離を縮めていく、で充分です。
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この記事でわかること
- Claude CodeとCoworkの違い(動く場所が別)
- 隠しフォルダ・CLAUDE.md・Hooksの役割
- deny設定の「実態」と外部通信の4経路
- MAXプラン利用者のわたしの使い分け方
きっかけ:スキルの置き場所が4箇所あった

ここだけ先読み
・スキルは「AIに覚えさせる手順書」
・置き場所を聞いたら4つ出てきて混乱した
・ここから仕組みを聞き倒すフェーズに入った
スキルというのは、AIに覚えさせる「お仕事の手順書」みたいなものです。
わたしは Obsidianに仕事OSを作った記事 で書いたように、日常の繰り返し作業をいくつかスキル化して運用していました。
ところがある日、「そのスキル、どこに保存されてるの?」と聞いたら、置き場所が複数出てきました。
パソコンの奥の方のフォルダ、作業資料フォルダの中、プラグインのキャッシュの中、Claudeアプリ専用のフォルダの4つです。
「4つもあるの?なんで?」と、頭の中が正直ぐちゃぐちゃになりました。
運用面は自分なりに整えてきたつもりでしたが、「どこで動いているか」の土台はずっと手付かずでした。
このままでは気持ち悪いので、ここから本格的に仕組みを聞き倒すことにしました。
大勘違い:Claude CodeとCoworkは別人だった

ここだけ先読み
・「同じClaudeが服を着替えてるだけ」だと思っていた
・実際は使うフォルダも設定ファイルも別
・用途が違う別人、が正しい理解
わたしはそれまで、Claudeを「1つのアプリ」だと思っていました。
ターミナルで動くタイプと、アプリで動くタイプがあるのは知っていましたが、「見た目が違うだけ」だと受け取っていました。
でも実際は、使っているフォルダも、スキルの置き場所も、設定ファイルも別でした。
例えるなら、別の家に住んでいる別人で、顔が似ているだけ、という感覚に近いです。
ターミナル版(Claude Code)とアプリ版(Cowork)は、名前からして違うものとして扱ったほうが早いと気付きました。
「スキルは1つの場所にあるはず」と思い込んでいたわたしが、ずっと迷子だったわけです。
Coworkは家の中に別の小屋を建てた構造

ここだけ先読み
・Claude Codeは母屋(本体PC)の中で作業する
・Coworkは庭に建てたAI専用の小屋の中で作業する
・壊れても母屋に傷がつかないのがCoworkの強み
この2つの違いを聞いて、一番腑に落ちたのは「動いている場所」の説明でした。
ターミナル版はパソコン本体の中で動いていて、ファイルに直接アクセスできます。
一方でアプリ版(Cowork)は、パソコンの中に別の小さなコンピューターを仮想的に作って、その中で動いているそうです。
例えるなら、自分の家の庭にAI専用の小屋を建てている状態です。
必要な材料だけ小屋に運び込んで、Claudeはその中で作業します。
もしClaudeが暴れても、壊れるのは小屋の中だけで、母屋には傷がつかない、という仕組みです。
・ターミナル版(Claude Code):直接作業できる・速い・リスクも近い
・アプリ版(Cowork):小屋の中で安全・母屋に傷がつかない
・用途で使い分けるのが正解
ここで初めて「Coworkのほうが安全」と言われる意味が分かりました。
どちらが優れているというより、用途が違うだけだと納得できました。
CLAUDE.mdは毎朝Claudeに渡す手紙

ここだけ先読み
・隠しフォルダは Cmd + Shift + .(ドットキー)で見える
・設定・スキル・ログ・権限ルールがそこに入っている
・CLAUDE.md は毎セッションClaudeが最初に読むファイル
Claudeの設定は、パソコンの中の隠しフォルダに保存されています。
隠しフォルダというのは、普通にFinderを開いても見えないフォルダのことです。
Finderで Cmd + Shift + .(ドットキー)を押すと、透けて見えるようになります。
Claude専用のフォルダの中に、設定ファイル・スキル・会話のログ・権限のルールなどが入っていました。
AIが勝手にどこかに保存している、という状態は、少し不気味に感じていました。
でも場所さえ分かれば自分で確認できると分かって、ちょっと安心したのを覚えています。
CLAUDE.mdに書いていること
隠しフォルダの中で一番大事なのが、CLAUDE.md というファイルです。
これは、Claudeが会話を始めるときに毎回必ず読むファイルです。
ここに「こういうルールで動いてほしい」と書いておくと、毎セッションでClaudeがそれを守ってくれます。
例えるなら、毎朝Claudeに手紙を渡しているような感覚です。
わたしはここに、機密ファイルは読まないでほしい・勝手に仕組みを変えないでほしい・迎合せずに意見を言ってほしい、といったことを書いています。
毎回同じ説明をしなくて済むので、これは気に入っています。
ちなみにCLAUDE.mdと、作業ログ、案件メモを組み合わせると「セッションをまたいでも引き継ぎが要らない」状態に近づきます。
そのあたりは → Claudeの引き継ぎ不要化|月$100 Maxを活かす3点運用 に別記事としてまとめています。
Hooksは忘れても思い出させる仕掛け

ここだけ先読み
・Hooksは特定のタイミングで自動でプログラムを差し込む仕組み
・質問を投げるたびに注意書きを追加できる
・Claudeが忘れても、仕組みで思い出させられる
設定ファイルには「Hooks」という機能があります。
これは、特定のタイミングで自動でプログラムを差し込む仕組みです。
質問を投げるたびにClaudeに注意書きを自動で追加したり、ファイルを書き換えた直後にセキュリティチェックを走らせたりできます。
CLAUDE.mdと組み合わせると、ルールの強度をぐっと上げられます。
わたしは今、「迎合で終わらせない」「先走りしない」「事実確認せず断定しない」という3つの注意書きを、毎回の質問にこっそり差し込む設定にしています。
Claudeが忘れても、仕組み側で思い出させられるので、気持ちが楽です。
外とのやりとりは4本ある|denyは完全ブロックじゃない

ここだけ先読み
・外部通信の経路は4本ある(別々に対策が必要)
・deny設定は「絶対に実行しない」ではない
・最後の砦は結局、自分の目で確認すること
セキュリティの話で、これも盲点でした。
Claudeが「外の世界」とやりとりする経路は、聞いてみたら4本もあると分かりました。
Claude自身がネット検索する経路、ターミナルでコマンドを使う経路、Pythonなどプログラムの中から通信する経路、そしてパソコンの定期実行機能を使う経路の4つです。
「1本止めれば安全」ではなくて、それぞれ別に対策する必要があります。
わたしの場合、ネット検索とターミナル経由は禁止設定にしましたが、Pythonと定期実行は業務で使っているので残しています。
「完全に安全」ではないけれど、「何もしないよりは遥かにマシ」という状態です。
denyを書いた直後にテストしたら
設定ファイルには、このファイルは読ませない・このコマンドは使わせないというルール(deny)を書けます。
これを書いた直後に、新しい会話でテストしてみました。
するとClaudeが「これを実行していいですか?」と許可を求めてきたんです。
(脳内:あれ? ブロックされるはずやなかったっけ?)
調べてもらったところ、denyは「絶対に実行しない」ではなく「実行前に必ず人間に確認する」という設定でした。
勝手には実行しないけれど、わたしがうっかり「はい」を押したら通ってしまう仕組みです。
最後の砦は結局、自分の目、というのは覚えておいた方がよさそうです。
AIも間違える|鵜呑みにしない習慣

ここだけ先読み
・「フォルダは空」→実際はスキルが30個入っていた
・「稼働中」→実際は停止済みだった
・最初の答えを鵜呑みにしない習慣がついた
質問攻めをしている間に、Claudeも何度か間違えました。
「このフォルダは空です」と言われて実際見たらスキルが30個入っていたり、「このタスクは稼働中です」と言われて確認したら停止済みだったり、ということがありました。
その都度「もう一度調べ直して」とお願いして、訂正してもらいました。
AIだからといって、最初の答えを鵜呑みにしない。
特に「〜のはずです」「〜だと思います」という答えは、一度疑って聞き直すようにしています。
これは、わたしにとって地味だけど大事な習慣になりました。
わたしの使い分け|まずCoworkと友達になる

この章の結論
・メインはCoworkで進める(安全な小屋の中)
・単発の軽作業はターミナル版のClaude CodeやCodexに外注
・まずはCoworkと友達になってから、Claude Codeとの距離を縮めていくのがおすすめ
ここまで聞き倒した結果、わたしは以下のように使い分けています。
判断や文章づくりはCoworkでじっくり対話し、下請けっぽい単発作業はターミナル版のClaude CodeやCodexに外注するスタイルです。
1つのAIに全部やらせるのではなく、特性に合わせて使い分ける方が、結果的に早くて安全でした。
わたしは月額100ドルのMAXプランを使っていて、Coworkでの作業時間が一番長いです。
同じように「仕組みはよく分からないけど使えている」段階の人には、まずCoworkと友達になるところから始めるのをおすすめします。
そのあとで、より強力なClaude Codeとの距離を縮めていく、という順番がやりやすかったです。
まだ分かっていないこと
正直、まだ全部理解できたわけではありません。
スキルが勝手に増えていく理由や、プラグインとスキルの境目、定期実行の細かいところは、まだ「なんとなく」のままです。
それでも、「仕組みが分からなくても使える」のと「分かった上で使う」のは全然違うと実感しました。
分かった上で使うと、「これは任せていい、これは確認したい」の判断がつくようになります。
面倒でも一度、仕組みを聞き倒してみる価値はあります。
Claudeは嫌がらずに、何度でも答えてくれます(たまに間違えるけど)。
Claudeを使った実際のワークフロー例が気になる方は → Claude CoworkとAnkiで紙のドリルを自動データ化!3フェーズ照合で精度を上げる手順
Claudeを動かすMacBookのスペックが気になる方は → AIツールに使うMacBookは何GB?M4・Neo・M1 Air実体験で比較
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Q&Aまとめ
Q. Claude CodeとCoworkの一番の違いは?
A. 動いている場所です。Claude Codeはパソコン本体の中、Coworkは仮想的に作った別の小さなコンピューター(小屋)の中で動いています。
Q. 月額コストはいくらですか?
A. わたしは月額100ドル(MAXプラン)を使っています。CoworkもClaude Codeも、この1つの契約で両方使える形です。
Q. deny設定を書けば絶対に実行されない?
A. いいえ、「実行前に必ず人間に確認する」設定です。うっかり「はい」を押したら通るので、最後は自分の目で確認する必要があります。
Q. 初心者はどこから始めればいい?
A. まずCoworkと友達になる、がおすすめです。母屋に傷がつかない小屋の中で、落ち着いて仕組みを触れます。慣れてきたらClaude Codeとの距離を縮めていく順番が気楽でした。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
「まあちょっとだけ応援してやるか」という奇特な方は、普段のお買い物を下のボタンから始めていただけると助かります。
※ここから入って何を買ってもらっても、私の応援になります(小声)
English quick summary (for overseas readers)
English title: Claude Code and Cowork Are Different Apps: My Journey to Understand How They Work
I have been refining my Claude workflow for a while, with custom skills, logs, and a note-based work OS. But I never dug into the underlying question: where does Claude actually run? One day I got curious, and asked Claude a lot of questions to understand the structure.
I learned that Claude Code and Cowork are actually different apps. They use different folders, different skills, and different settings files. Claude Code runs directly on your Mac, while Cowork runs inside a small virtual computer on your Mac.
I also learned about CLAUDE.md, Hooks, and deny settings. CLAUDE.md is like a letter I give Claude every morning. Hooks automatically inject reminders into every session.
I pay 100 dollars per month for the MAX plan. My recommendation for beginners is to get friendly with Cowork first. Then you can slowly approach the more powerful Claude Code later.