
今回の要点(サクッと)
読書ノートが続かず、わたしの記録には丸1年の空白ができました。それでも、Notionに残した一文を日記や今の悩みなど自分の情報とAIで結びつけると、過去の読書を今の自分を考える材料にできました。
読書メモが続かなかった一番の理由は、残したあとに何へ使えるのかをイメージできなかったことです。今は、Notionに入れた記録を自分の情報と結びつけ、いろいろな場面で使えます。
16項目の管理方法も出てきますが、最初から全部そろえる必要はありません。
✅ この記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます
紹介した商品・サービスをリンク経由で購入・申込いただくと、運営の励みになります。
この記事でわかること
- 読書メモの活用をイメージできず、記録が止まった理由
- 一文メモをNotionに入れ、日記や悩みとAIで結びつける流れ
- わたしが使っている16の読書記録項目
- 過去の読書を現在の悩みに生かした実例
- 感想文を書かずに読書記録を始める方法
読書ノートが続かなくても、一文だけ残せばいい
・読書記録は長い感想文でなくてもよい
・気になった一文だけでも、あとから考える材料になる
・最初はスマホのメモでも十分
本を読む時間は楽しいです。知らなかったことを知り、物語や登場人物の言葉について考える。子どもから大人まで楽しめる、いい時間やと思います。
読み終わったときに「いい話やったな」「この言葉は残しておきたいな」と思い、それだけで満足するのも悪くありません。
ただ、わたしはある日、本を読んだはずなのに内容をほとんど思い出せないことに気づきました。自分から思い出そうとしなければ、そのまま振り返らない本もあります。
そこで分かったのは、読書ノートを完成させる必要はないということでした。長い感想は書けなくても、気になった一文だけなら残せます。
読書記録は、最初から完成させなくて大丈夫です。
読書記録が丸1年止まった理由
・Kindle Unlimitedをきっかけに読書量が増えた
・残したメモを何に使えるのかイメージできなかった
・使い道がないまま感想まで書こうとして、記録が丸1年止まった
わたしも、最初から読書記録を綺麗に続けられていたわけではありません。
Kindle Unlimitedに入ってから、いろいろな本を読むようになりました。本を読みながら、「この表現は残しておきたいな」と思った箇所を、その都度Notionへメモしていた時期があります。
Amazonの電子書籍読み放題「Kindle Unlimited」
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスです。読書の入り口を増やしたい方は、対象作品や利用条件をリンク先で確認できます。
ところが、そのメモをあとで何に使えるのか、わたしの中でイメージできていませんでした。記録は増えていくのに、見返す目的がない。使い道が見えないまま感想まで書こうとすると、負担だけが増えていきます。
💬 使い道が見えていないのに、「感想を書くのも面倒やな」と負担だけを増やしていました。
そのまま記録をやめ、気づけば丸1年ほどの空白ができていました。それでも再開できたのは、Notionに整理したメモを、日記、仕事の悩み、日々の思考など、その時の自分に関係するさまざまなことと結びつけられると分かったからです。これなら、メモを残す意味があると思えました。
記録が丸1年止まった経験から、今の記録方法へ変えました。
Notionの一文を日記や悩みとAIで結びつける

・書きためたメモをCodexで整理した
・整理した内容をNotionのデータベースへ入れた
・保存した読書記録を、日記や今の悩みなど自分の情報とAIで結びつけた
今回、わたしは以前書きためていた本のメモを整理し直しました。使ったのはCodexとNotion AIです。
まず、まとまっていなかったメモをCodexに読み込ませ、書名や引用、要約、自分の一言などに分けました。その内容をNotionへ取り込める形に整え、データベースへ入れています。
わたしが行った読書メモ整理の流れ
- 残す:本を読みながら、気になった一文をメモする
- 分ける:Codexで書名、引用、要約、自分の一言などに整理する
- 入れる:整理した内容をNotionのデータベースへ追加する
- 見直す:日記や今の悩みなど、その時の自分の情報と一緒にAIで確認する
大事だったのは、メモを増やすことより、Notionに入れていつでも見つけ、ほかの自分の情報と結びつけられる状態にしたことでした。わたしは、日記や現在の悩み、日々考えていることをAIへ伝え、保存した読書記録との関係を確認しています。
AIで作った情報をどこに残すかについては、以前の記事でも詳しく書いています。AI時代の情報の置き場を考えた記事もあわせてどうぞ。
Notionに入れた一文を、日記や今の悩みといつでも見直せる状態にしておきます。
わたしが使っている16の読書記録プロパティ
・16項目は、わたしがあとから確認しやすくするための管理例
・人が読む情報とAIが整理に使う情報を同じDBへ入れている
・これから始める人は、一文メモだけでもよい
Notionのデータベースには、16のプロパティを作っています。少し細かいのですが、わたし自身とAIの両方があとから確認しやすいように分けました。
16の読書記録プロパティ
- 基本情報:書名、著者、記録日、状態、種別
- 本の中の位置:章・節、位置・ページ、読書順
- 引用・要約:メモ(引用)、要約、自分の一言、テーマ
- 取込確認:深掘り候補、取込品質、取込元
- 関連情報:関連するCapture・Zettel
項目を分けておくと、「今の悩みに関係する記録はあるか」とAIへ尋ねたとき、関連する内容を探しやすくなりました。ただし、最初から16項目を作る必要はありません。
わたしも最初は、気になった文章をそのままメモしていただけです。読書記録が続かないなら、スマホのメモに一文だけ残す。それで始められます。
16項目は目的ではなく、わたしの管理方法です。
『孫子』の記録が、会社での悩みを整理する材料になった

・『孫子』の計篇について残していた記録をAIと見直した
・行動前に条件を整えるという内容を、会社での悩みと一緒に考えた
・意見が通ることだけを唯一の結果にしないと整理できた
分かりやすい例が、『孫子』の計篇について残していた記録です。ここでは本の文章を転載せず、わたしが読んで考えた内容だけを書きます。
わたしなりの解釈では、『孫子』が伝えているのは、勝負は始まってからの頑張りだけで決まるのではなく、始める前に条件をどれだけ整え、起こりそうな展開を考えておけるかで結果が変わる、ということです。
その考えをAIと見直すなかで、条件を数える前に「自分は何を結果として求めるのか」を決める必要があると考えました。
そのとき相談したのが、会社で自分の意見が通らないという悩みです。人前で話したり、その場で考えを言葉にしたりすることがあまり得意ではないわたしにとって、意見が通らない状況は、やはり気持ちが沈みます。
ただ、「意見を通すこと」だけを結果にすると、通らなかった時点で終わりです。一方で、通らない可能性を考えたうえで別の案や次の判断を用意しているなら、その進言には別の意味が残ります。
予想していた反応が返ってきたなら、それは突然の出来事ではなく、次に何を選ぶかを考える時点が来たということです。そう整理すると、意見が通らなかったという事実だけで終わらず、その後の行動へ考えを移せました。
💬 通らないことは想定内。それでも、実際に通らないと少し沈みます。
以前読んだ内容を、現在の悩みについて考える材料として使えた。これが、わたしが読書記録をもう一度続けたいと思った理由です。
過去の読書が、現在の判断材料になりました。
スマホの通知を切って、本を読む10分を残したい
・普段はスマホやタブレットを見る時間が長くなりやすい
・10分から15分だけ通知を切って本を開く
・読書中は、自分の考えだけを整理できる
普段の生活を振り返ると、わたしもスマホやタブレットの画面を見ている時間が長くなっています。次々に情報が出てくるので、何も決めなければ、そのまま見続けてしまいます。
そんな日でも、10分か15分だけ通知を切って本を開く。短い時間ですが、その間は届いた通知へ反応せず、読んだ内容について自分で考えられます。
読書記録を残す目的も、たくさんの本を読んだことを示すためではありません。自分が何を気にし、どんな言葉について考えたのかを、あとから確認するためです。
通知を切った10分は、本だけに集中できます。
子どもに本を好きになってほしいのは、親のエゴかもしれない

・子どもが静かに本を読んでいると、親としては安心する
・読書感想文を無理に書かせるつもりはない
・気になった一言を残す楽しさを、いつか共有したい
リビングのソファーで子どもたちが静かに本を読んでいる姿を見ると、親としては正直、ホッとします。
「本をたくさん読む子になってほしい」「困ったときに考える材料となる言葉を見つけてほしい」と思うのは、親側のエゴかもしれません。
それでも、スマホの画面から少し離れ、自分で選んだ本を読んでいる。その姿を見ると、わたしはうれしくなります。
わたしが読んだ本を、長男が「これ面白いな」と学校の朝読書へ持っていってくれました。
💬 うれしさを隠すのが少し大変でした。学校へ持っていってくれたことが、やっぱりうれしいです。
以前、こども本の森を再訪したあと、家での読書につながった体験も書きました。子どもへ本を勧める距離感については、こども本の森から家の読書につながった話に残しています。
これからも、無理に「読書感想文を書きなさい」と言うつもりはありません。まずは、気になった一言を残してみる。それなら、子どもとも一緒に試せそうです。
本を勧めすぎないことも、親にできることです。
まとめ。お気に入りの一文を1つだけ残してみる
・読書記録は長い感想文でなくてもよい
・Notionに入れた一文を、日記や今の悩みとAIで見直せる
・Notionがなくても、まずはスマホのメモから始められる
わたしが丸1年の空白を経て、また読書記録を続けようと思えたのは、以前の記録を日記や現在の悩みと結びつけ、何度でも使えるようになったからです。
感想文を書く必要はありません。Notionのデータベースや16項目も、最初から必要ではありません。
今夜読む本のなかで、「この一文は残したい」と思う箇所があれば、スマホのメモへ書いておく。それだけなら、読書ノートが続かなかった人でも始めやすいと思います。
スマホのメモから始めても、あとでNotionへ入れられます。Notionに入れておけば、日記やその時の悩み、日々考えていることとAIでいつでも結びつけて見直せます。
今夜は、気になった一文だけで十分です。
※各AIサービスの最新仕様や利用条件は公式サイトでご確認ください。この記事は、わたし個人の読書記録とAI活用の体験です。AIの回答は常に正しいとは限らないため、最終的な判断は自分で行っています。また、『孫子』の本文や現代語訳は転載せず、わたし自身の要約、解釈、実体験だけを掲載しています。
Q&Aまとめ
Q. 読書ノートには感想まで書く必要がありますか?
必要ありません。わたしの記録が止まった一番の理由は、残したメモを何に使えるのかイメージできなかったことです。使い道が見えないまま感想まで書こうとしたため、負担だけが大きくなりました。
Q. 読書記録にNotionは必須ですか?
必須ではありません。わたしはNotionのデータベースを使っていますが、最初はスマホのメモでも十分です。続けられる場所へ一文を残すことを優先します。
Q. 16のプロパティを全部作った方がいいですか?
最初から全部作る必要はありません。16項目は、わたしとAIがあとから確認しやすくするための管理例です。記録を続けてから、必要な項目だけ増やせます。
Q. 保存した読書記録をAIでどう使いますか?
わたしは、日記や現在の悩み、その日に考えていることをAIへ伝え、Notionに保存した読書記録との関係を見直しています。AIの答えをそのまま採用するのではなく、自分の考えを整理する材料として使います。
📣 旅路々(tabiji days)への応援について(※広告リンクを含みます)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「まあちょっとだけ応援してやるか」という奇特な方は、普段のお買い物を下のボタンから始めていただけると助かります。
※ここから入って何を買ってもらっても、わたしの応援になります(小声)
English quick summary (for overseas readers)
English title: How I restarted my reading notes with one sentence, Notion, and AI
My reading notes stopped for about one year because writing full reflections felt like too much work. I restarted after storing my notes in Notion and connecting them with journal entries, current concerns, and other personal context through AI.
I organized my old notes with Codex and stored them in a Notion database. I use 16 properties, but new users do not need to create all of them.
A note about Sun Tzu helped me reconsider a problem at work when I reviewed it with AI. I used the AI response as material for my own thinking, not as a final answer.
Notion is not required to begin. I can start with a simple phone memo, move it into Notion later, and revisit it with other personal information whenever I need it.