
今回の要点(サクッと)
わたしの読書メモは、引用だけ、たまに一言。感想を書いていない記録でも、Notion AIで複数の本を横断すると、繰り返し選んでいた関心の傾向が見えました。
ただし、AIが示した共通テーマは、わたし自身の確定した結論ではありません。別の見方も残したまま、日記や現在の悩みを考える材料として使っています。
読書メモは、保存するときに完成させなくても大丈夫です。
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この記事でわかること
- 読書メモに長い感想がなくてもよい理由
- 一文メモをNotionとAIで後から使う流れ
- 複数の本から見つかった共通する関心の傾向
- AIの分析を自分の結論にしない考え方
- 読書を止めずに記録を残す始め方
感想まで書こうとすると、読書そのものが止まる

・読書のたびに感想や活用法を考えると負担になる
・わたしが残していたのは、引用だけ、たまに一言
・記録のために本を読む手が止まるのは避けたい
本を読みながら、気になった一文に出会うことがあります。そのたびに「なぜ気になったのか」「これをどう活かすのか」まで考えられたら、立派な読書ノートになるのかもしれません。
ただ、毎回そこまで考えていると、読書そのものがしんどくなります。記録を完成させるために本を読む手が止まるのは、本末転倒やと思うのです。
当時のわたしがNotionへ残していたのは、引用だけ、たまに一言。きれいな感想文でも、すぐに実行するための計画でもありませんでした。
ところが、そのメモを何に使えるのか分からず、途中で記録をやめています。読書記録には約1年の空白ができました。
今回、Notionの読書記録DBに残っていた本は16冊でした。ただし、これは読んだ本の総数ではなく、記録を残せた本の数です。ほかにもたくさん読みましたが、メモを残していない本もあります。
当時の本音は、「何に使うかも分からんのに、毎回メモするのは面倒やな」。正直、そのまま記録が止まりました。
Amazonの電子書籍読み放題「Kindle Unlimited」
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスです。気になる本を読む機会を増やしたい方は、対象作品や利用条件をリンク先で確認できます。
わたしは電子書籍のKindle派で、Kindle Unlimitedも使っています。読み放題の本は返却すると、あとから何を読んだのか追いにくくなります。記録を残さなかった本ほど、書名や内容を思い出す手がかりが少なくなりました。
だから今は、感想が書けなくても、書名と気になった一文だけはNotionへ残す意味があると感じています。
感想まで書けなくても、読書の途中で選んだ一文は残せます。
保存するときに、使い道まで決めなくていい
・一文を保存する時点で、将来の個別用途まで決めなくてよい
・Notionへ入れれば、日記や現在の悩みとAIで結びつけられる
・保存する作業と、後から考える作業を分ける
数年前にメモを始めたとき、将来AIに読ませる使い方は考えていませんでした。AIのためにタグをそろえたり、要約を完成させたりしていたわけでもありません。
していたのは、自分がいいと思った一文をNotionへ置くことだけです。当時、なぜその文章を選んだのかを、今は思い出せない記録もあります。
それでも、Notionに残っていれば、今の日記、仕事の悩み、日々考えていることなどと一緒にAIへ渡せます。保存するときに個別の使い道まで決めなくても、必要になった時点で自分の情報と結びつけて確認できます。
保存と活用を分ける流れ
- 読む:読書中に気になった一文を見つける
- 残す:引用だけ、必要なら自分の一言もNotionへ入れる
- 伝える:日記や現在の悩みなど、今の自分の情報をAIへ渡す
- 見直す:過去の読書メモとの関係をAIに探してもらう
先に一文を残し、考える作業は後から行います。
Notion AIに、複数の本の共通テーマを聞いてみた
・Notionに記録が残っていた16冊を確認した
・小説、落語を扱う本、社会問題の本で似た方向の一文を選んでいた
・とくに面白かった2冊も紹介する
そこでNotion AIに、別々の本から何度も拾っていた共通テーマがあるかを聞きました。
対象には、小説、落語を扱う本、社会問題のノンフィクションなど、ジャンルの違う複数の本が含まれています。本ごとにテーマタグは違っていましたが、記録した一文の内容を横断すると、似た方向があると整理されました。
とくに面白かった2冊
記録に残っていた本のなかで、とくに面白かったのは、浅倉秋成さんの『ノワール・レヴナント』と、喜多川泰さんの『おあとがよろしいようで』です。
『おあとがよろしいようで』は落語小説です。読んでいると、同じく落語を題材にした『あかね噺』にもつながる部分があるなと感じました。作品のジャンルは違っても、わたしがどんな言葉や考え方に引かれたのかを後から見直せます。
ただ引用を並べただけでは、わたし一人でこの共通点を見つけるのは難しかったと思います。記録をまとめて確認できたことで、別々の本の間にある傾向が見えました。
冊数よりも、違うジャンルで同じ方向を選んでいたことが重要でした。
共通していたのは「意味づけの主導権」だった

・Notion AIは「意味づけの主導権を外部に渡さない」と整理した
・出来事をどう受け取るか、自分の価値を誰の基準で判断するかの2面があった
・本の文章は転載せず、AIが見つけた傾向だけを扱う
Notion AIの結論は、1つに絞るなら「出来事や自分の価値の意味づけの主導権を、外部に渡さない」という傾向がある、というものでした。
その内容は、大きく2つに分かれています。
- 出来事の受け取り方:起きたことだけで決めず、その後どう考え、どう行動するかを自分で選ぶ
- 自分の価値の基準:周囲の評価や既存の基準だけで、自分の価値を決めない
保存したときのわたしは、これらの一文を1つのテーマとして集めていたわけではありません。それでも、ジャンルの違う本から同じ方向の内容を繰り返し選んでいた事実は残っていました。
感想を書いていない一文にも、選んだ記録は残ります。
AIの分析を、そのまま自分の結論にしない

・AIが示した共通テーマは、わたし自身の確定した結論ではない
・名言を選びやすいだけという可能性もある
・1つではなく、2つの別テーマとも考えられる
この結果を見て、「これがわたしの価値観や」と決めてしまうのは違うと思います。
一文を保存した理由は、その内容に賛成したからとは限りません。違和感があったのかもしれませんし、単に表現が気になっただけかもしれません。そこは、記録だけからAIが断定できない部分です。
Notion AIの返答にも、反対の見方が添えられていました。
- 名言を選びやすいだけかもしれない:テーマが一貫しているのではなく、短く印象に残る文章を選ぶ傾向が出ただけという見方
- 本当は2つのテーマかもしれない:出来事の解釈と、自分の価値を誰が決めるかは、別々に扱う方が正確という見方
こうした反対の見方まで一緒に確認できると、AIの分析を答えではなく、考え直すための材料として使えます。
AIにあえて反対側の意見を求めるときは、以前まとめたスティールマンの聞き方も使えます。
AIに整理してもらっても、最後に「これは本当に自分の考えか」と確認するのは、やっぱりわたしです。
AIの仮説と、わたし自身の判断は分けておきます。
一文メモを、後から使える読書記録にする
・最初から感想やタグを完成させなくてもよい
・書名と気になった一文が分かれば、後から整理できる
・Notionへ入れた記録を、日記や悩みとAIで見直せる
スマホやタブレットでメモを書く作業は、今でも少し面倒です。AIを使い始めたからといって、その手間までなくなったわけではありません。
それでも、残した一文を後から日記や現在の悩みと結びつけたり、複数の本に共通する関心を確認したりできると分かりました。何に使えるかをイメージできるようになったことが、もう一度記録したいと思えた理由です。
最初から16項目を作ったり、長い感想を書いたりする必要はありません。書名が分かる状態で、気になった一文だけ残す。余裕があれば、自分の一言も添える。それなら、読書を止めずに始められます。
感想を完成させなくても、一文は後から使える記録になります。
まとめ。今夜は気になった一文だけ残す
・読書メモは感想まで完成させなくてもよい
・一文をNotionへ残せば、後から自分の情報とAIで結びつけられる
・AIが示した傾向は、自分で考える材料として扱う
わたしの読書メモには、長い感想がほとんどありません。それでも、複数の本をAIで横断したことで、自分では気づかなかった関心の傾向を確認できました。
大切なのは、AIに自分の考えを決めてもらうことではありません。過去に選んだ一文をもう一度確認し、今の日記や悩みについて考える材料を増やすことです。
読書中に気になる一文があれば、今夜はそれだけ残してみる。感想や活用法は、必要になったときに考えられます。
一文だけなら、本を読む手を止めずに残せます。
※この記事は、わたし個人の読書記録をNotion AIで確認した体験です。AIの分析は客観的な診断や確定した結論ではありません。最終的な解釈と判断は自分で行っています。また、各書籍の文章は転載せず、AIが整理した傾向とわたし自身の体験だけを掲載しています。各AIサービスの最新仕様や利用条件は公式サイトでご確認ください。
Q&Aまとめ
Q. 読書メモには感想まで書く必要がありますか?
必要ありません。わたしが残していたのは、引用だけ、たまに一言という軽い記録でした。書名が分かる状態で気になった一文を残せば、感想や整理は後から追加できます。
Q. 読書メモにNotionは必須ですか?
必須ではありません。最初はスマホのメモでも始められます。わたしは、複数の記録をまとめて確認し、日記や現在の悩みとAIで結びつけるためにNotionを使っています。
Q. AIが自分の価値観を正確に教えてくれますか?
AIが示すのは、保存した記録から考えられる傾向や仮説です。一文を選んだ理由や、その内容に賛成していたかまでは断定できません。AIの分析を確認したうえで、自分で考え直す必要があります。
Q. 一文メモは後から何に使えますか?
わたしは、日記、仕事の悩み、日々考えていることと一緒にAIへ渡し、関係する過去の記録や、複数の本に共通する傾向を確認しています。AIの答えを採用するためではなく、自分で考える材料を増やすために使っています。
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English quick summary (for overseas readers)
English title: How AI found a recurring theme in my simple reading notes
My Notion database contained records from 16 books, although I had read more books without leaving notes. Because I mainly read ebooks through Kindle Unlimited, returned books were especially difficult to track later.
My notes were usually just quotations with an occasional short comment. I stored them in Notion and later reviewed them with Notion AI. Across novels, books about rakugo, and nonfiction about social issues, the AI found a recurring concern about keeping control over how events and personal value are interpreted.
This result is not a final statement about my values. The AI also suggested that I may simply prefer memorable sayings, and that the result could contain two separate themes rather than one.
A simple note can still be useful later when I review it with journal entries, current concerns, and other personal context. I use AI to find possible connections, while keeping the final interpretation and decision for myself.